🐢 ウミガメのスープ遊び方
★★ ふつう乗り物 / 自然 / 旅オリジナル

六時間の停泊

貨物船は目的の港まであと少しという河口で、機関を止めて六時間も動かなかった。故障でもなく、積荷の問題でもなく、通行の許可を待っていたわけでもない。天気は穏やかで、水路に他の船もいない。水深も十分にあり、この先に架かる橋の下をくぐるだけだった。それでも船長は待った。なぜ待ったのか。